クローゼットの向こうは‥

クローゼットの向こうは‥_f0017012_22355274.jpgファンタジーは苦手なので、原作の方は、ハリーポーター同様、一巻の中盤で挫折しました。(笑)
映画の方は、流石にディズニー映画らしく、そこそこ楽しめるエンターティメントムービーです。
対象が子供だからでしょうか、ソフトで優しい、ファンタジーの雰囲気を壊さない設定での、戦闘シーンや、悪の軍団もどこか憎めなくて、うまくまとまってはいるのですが、大人には、少々物足りない気もします。
ですが、CGや特撮を駆使したキャラクターたちは、魅力的です。
ジュモーのお人形を思わせる次女ルーシー・ベベンジー役のジョージー・ヘンリーちゃんが、とても印象的でした。




古いクローゼットに至るまでの必然として必要だっのかもしれませんが、兄弟がナルニア国に行くまでが長すぎて、ちょっと気分が削がれてしまったのが、残念です。
せっかく、幻想的で素敵なナルニアのセットやキャラクターがいるのですから、もう少し、ナルニア国での時間を濃密にしてもらった方が、見応えがあった気がします。
もう一つ言えるなら、戦いの意味づけももう少し、深めてもいいと思います。
善悪の戦いということなのでしょけど、白黒をはっきり分けた考え方は、解りやすいですが、子供向けヒーロー戦隊ものに通ずる単純さに、ちょっと違和感を覚えました。
ですが、特殊メイクの俳優や特撮の生物も含めて、キャストはみんな魅力的でした。
アスランは、期待通り、素敵に格好いい。
このライオンがオールCGとは、驚きです。
原作のアスランは、善なるものの象徴です。映画のアスランは、リーアム・ニーソンの声にも助けられて、十分にそれを伝えていると思います。
コンスタンティンでガブリエルを演じたティルダ・スウィントンは、予告などで見る限り、白の魔女の雰囲気が被っている気がしたのですが、心配無用。全く別キャラで演じています。
ちょっと悪の象徴とするには、迫力薄な気もしますが、酷薄な表情はいいと思いました。
惜しいのは、もう少しパワーがあったらと思います。


クローゼットの向こうは‥_f0017012_23561151.jpg今回気になる俳優は、ジョージー・ヘンリーちゃん。
彼女の9歳のお誕生日は、撮影中に来ました。
みんなは、密かにケーキやクッキーを準備して、盛大なサプライズパーティーをしたそうですよ。
お話の中でも重要な鍵を握る彼女。撮影当時8歳。子供らしい、いい表情をします。
気の強そうな大きな眼が印象的です。
画像は、ここから直筆サインだそうですよ。
税込み34,000円ですって!現在残り一枚だそうです。(笑)

ヤフームービーの特集ページはこちら
公式HPはこちら

  by kiriko_b | 2006-02-27 00:27 | cinema

<< アナ・ニコル、裁判所に現れました‥ ユマ、しあわせ?‥ >>

SEM SKIN - DESIGN by SEM EXE