孤高の狼‥‥

#e「Company」の感想ですが。
今回の#eは一人体勢と戦っています。なんとも格好いい。
エンディングのコートを翻して去っていく彼の後ろ姿が、全てを語っていますよね。
テレサとの間に娘がいることを知って、守る者が出来た彼は、果たして保身になるかと思いきや、野心満々。ただ、やはりそこに愛する者を守りたいという切なる思いがあって、一層人間味が増した気がします。
男は守る者ができた時に孤独になる。これは日本的な考えかもしれませんね。
でも、私はそういう男がすきだなぁ。
まあ、西洋的にはそういう思想はないでしょうから、ここでは、#eは守る者が出来て、初めて「男」になった‥的な捉え方でいいのでしょう。
お話としても深みや潤いといったことが顕れているのでしょうけど‥‥本当はこの辺りから、私的には段々淋しくなってしまうのでした。
なぜって、自他認めるスーパーヒーローの#eより、自分の小さな世界の中で振り回され、がむしゃらでいつも苛ついている#eの方が好きなの。娼婦のクソ餓鬼のままの#eがいい。
いっつも刺々しくて、傷付いた獣みたいな眼をしている#eが好きなんだけど‥‥
段々器が大きくなっていくんですよね。
シリーズもののお話の常でヒーローがどんどん成長していくのって、本当は喜ばなくちゃ行けないのだろうけど、複雑。
子供の成長を見ながら、淋しく思う親の心境に似ているのでしょうか‥‥はふっ┐('~`;)┌
それにしても、展開が早すぎるよ、#e

  by kiriko_b | 2005-12-17 22:26 | sean

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