The Day The Earth Stood Still‥

地球の静止する日、もうすぐ日本でも公開されますが、5日、カルフォルニア工科大学で試写が行われました。



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1951年20世紀フォックス作品のリメイク

以下、ネタばれかもしれない‥‥




地球に謎のUFOが現れた。
彼らは地球に向けて平和を呼びかける使節だったが、同時に地球が存続に値しないなら、地球を破壊するよう使命を帯びていた。
地球人に姿を変えた宇宙人Klaatuは、核兵器や化学兵器はやがて地球を滅ぼし、宇宙をも破滅に導くと訴えるが、人々は耳を貸さない。
Klaatuは、彼の言葉を聞こうとしない人々に自らの力を証明するために、全てのエネルギーの供給を止めるのだが、彼らの目的に疑問を持つ軍は武器の放棄に踏み切れない。

頭の固い人々のもとを逃れたKlaatuは、彼と友達になったヘレンと息子のボビーにとともにリンカーン記念碑を訪れ、そこに刻まれた言葉に地球の未来を感じる。
だが、ついにゴート(破壊されないロボット)による破壊が始まった。
その壮絶なる破壊力に人々はなすすべもない。
「あなたなら、止められる。」
ヘレンに言われたKlaatuは、しかし、
「できるかどうかわからない。人類が死滅すれば地球は救われる。」と答える。はたして、彼は人類の敵か味方か‥‥




ヘレンとボビーを連れて逃げるKlaatuは、追ってきた軍隊に撃たれ殺されてしまう。彼は死の間際に「Klaatu barada nikto」という言葉をヘレンに託し、彼女がゴートにその言葉を伝えなければ、人類は死滅させられてしまうと言うのだ。

Klaatuは彼らの技術によって蘇生されるのだが、原作にはその後、実はゴートがKlaatuの主人であったというオチがあるのだけど、今度の作品ではどうなるのか興味があります。それに破壊シーンのスケールの大きさが見ごたえある。なんといってもキアヌの無機質な質感がいい。

追記
12月26日、最終でやっと見てまいりましたよ。
面白かったですよ。うまくいっていない義理の親子が変わっていく様を見て、人類は極限で変われると確信するKlaatu 。ありがちなんだけど、スミス家の長男クンの演技がいい。いかにも今の子っぽい。そのくせちゃんと純なところも持っているのよね。
劇的な展開って感じではなく、淡々と描かれているのも好感がもてる。
人類を滅ぼすエイリアンの武器がいなご?の大群みたいな虫というのも、刺激的。虫嫌いの私は文字通り虫唾が走りましたけどね。(笑)
もう一つ言わせてもらうと、エイリアンが宇宙の神的なおせっかいで人類から地球を救いにきたのに対して、
「われわれにチャンスをくれ」というヘレンの父の言葉は、イラクやパレスチナの諸国の声ともとれて風刺がきいている。
タイムリーだよね。

  by kiriko_b | 2008-12-07 00:23

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